「あの日、あんたは絶境に陥り、人生の終わりを来る。
敵はあんたに孤立し、友達も全部離れて。
その時、薔薇の様な少女は一つ、星空からどんどん降れる。希望と力持ち。」
ーー西比拉(※1)の予言
ユリウス暦98年10月13日
帝都ローマ・皇宮タランシートウリア
奥深く皇宮禁苑の中に、大理石噴泉のそばで。ネロ・クラウディウス皇女殿下は、一人で里拉(※2)を弾奏する。
芝生の上に一人で座っての彼女は、細い指が弦の上で軽快に踊る。この心地良い音楽が泉のように無限に流れ出する。
しかし、このメロディーには少し悲しみの痕跡が残す。言葉の使うは難しいし、原因も不明です。
「ここにいるか、お前が。ずっと探したな。」
この声は、間違いなく良いの道標です。娘を探していた女性を案内すられた。小柄なネロを抱ってし、頭が豊満な胸の中で押し当てる。これてほとんど息切れ感がある。
「お……お母様、呼吸困難……ですが……」
ネロは足を立て、顔も赤になる。
母親は彼女が放れる。
「今、父王様の状況は?」
彼女は自分のお母さんーー皇后ユリア・アグリッピナに質問をする。
「彼は死んだ、一時間頃前に。その時が目の当たりにした」と言う時、アグリッピナの顔はちょっと悪い。「現在、帝位がお前を受け継ぐ。」
「この帝国、ようやくネロちゃんのものになっただね。」
ネロは頭を上げる、そしてアグリッピナの顔を見る。彼女は大変驚懼です。
でも母親の顔はずっと平和です。どんな面持ちは全然ありません。
あたし……帝位が受け継ぐか……
この帝国が……
17歳あど二ヶ月未満のネロは頭を下げる。
だが……
あたし、皇帝になりたくない……
太陽の下で自由に生きる。あたしの望みは、それだけです。
でもなぜ?
そのような生きるチャンス、どうしてあたしを与えない?
「でも母上様……皇帝のこと……私はできませんと思います……」
ネロは屈従たくない。
でも……
「うんん?お前は何を話し、分かるか。」
アグリッピナの顔は突然暗くて恐ろしいに変わります。
「ウー……何もない……」
ネロは首筋を縮む。
「それが良い、ふっ。」ちょっと手を振る、女奴隷一人は来るだ。「さぁぁ、この薬を飲めなさい。」
「あたし……」
ネロは怖る、さらに後退り一歩にある。
あの中で材料と成分全然分からず、知りだけは苦くて辛い味です。そして毎回の飲むたびに、体はきっと耐えられない熱と感じる。
「ネロちゃんは一番言うことに従うです、ね。」
アグリッピナは女奴隷から薬のボウルを取り、それをネロに手渡した。
「ウー……」
ネロは屈従たくない。でも御母上の命令が逆らいたら、どんな怖い結果に待ってて、彼女も知ってる。
父王の結末を見ろよ、それは自分の覆車の戒めだ。
仕方がなかったネロは鼻をかむ、苦くて辛い薬を飲む切り。
苦い、熱い、辛い……
死ぬより悪い。
「よしよし、うちの娘やはり従順で利口だね、全世界第一な。」アグリッピナの笑は温度なし。「君が今晩の主人であるのだ、遅刻と失礼は絶対許せない。だがら早速準備しなさい。」
「はい……」
ココロの中で、すっごく気無(きなし)でも、ネロもアグリッピナの前で見せて。母上の命令を順従する以外の事は、まったくできない。
夜入りに、ローマ(七丘ノ城)全城は提灯をつるし色絹を飾る。喜色満面的な民衆は、四方八方から慶典の参加者がいっぱいがある。
先皇クラウディウス一世の養女そして承認するの継承者であり、ネロ・クラウディウス皇女殿下は彼の帝位を継承すると、帝国の「第一公民」になります。
帝位の継承を祝うために、元老院とローマ市議会は全ての市民にペロポネソス半島産のワインと、ネロの肖像画刻まれた金貨を提供する。これは完全無料です。市民たちは奥古司都広場(※3)でフリーの美酒佳肴(びしゅかこう)を享受しだり、豪勢な皇室パレードと演劇を鑑賞します。多くの市民が山車を従って、大通りに沿ってカーニバルに参加する。
即位式典が行われた皇宮タランシートウリアはよりも賑わい。客たちは軽歌美舞(けいこうびう)(※4)な宴会場で差しつ差されつ、酒を飲む。まったく歌と踊りの平和な光景ですな。
でも、即位式典の主人であるネロ・クラウディウスは風に当たるために、露台まで行った。
この時、皇太后アグリッピナは乾杯していた客に対応するのに忙しかった。人生自満な彼女は、ほとんど唇の角を閉じれない。自分の娘を世話するの可能性が全然ありえない。
多分、アグリッピナは「娘が政治権力を掌握し、栄耀栄華を享受し棋子(きし)である。死んだクラウディウス一世との違うありません」と思うでしょう。万人之上(ばんじんのうえ)の権力と栄耀を享受すれば、ネロは何事もしなくでもいいです。
涼しい夕風がネロの顔を優しく撫でる。最初は少し辛気な彼女が、どんどん落ち着いてきた。
皇帝になりたくない。
奥深く皇宮から抜け出し、太陽の下で自由に生きる。
でも、それは多分無理でしょうね、あたしには。
若い皇帝はちょっとため息をつく。
「ハハハ……皇帝陛下の為に、乾杯!」
身後の宴会場から、はっきりとした男性の大声を聞くことができる。
この声の主人……確かブルースでしょうか。
セクストゥス・アフラニウス・ブッルス(Sextus Afranius Burrus)ーーアグリッピナと元老院認めるの、禁衛軍の司令官がある。
「保護する」と言え……実は自分自身を監視することですか。
ネロは彼を嫌いし、彼を信じできない。もし権力掌握すれば、彼を一目に解雇する。
まぁぁ……これらは意義があるか。
彼女はこの事から、どんどん西比拉の予言を覚えた。
あの自分の運命に変わり少女。
汝は何処?
早く、余のそばに来れてよ!
ネロは素敵な星空を見上げ。
でもあそこは群星(ぐんせい)以外、何も見えない。
※1、シビュラ(羅:Sibylla)とは、古代ギリシア語が「女性預言者」と意味である。聖地で予言するの神託者たちに一般的な呼称です。また、全部の「女の占い師」の意味も含む。
クーマエのシビュラが最後のローマ王Lucius Tarquinius Superbusに、9巻本の託宣を高い価格で売ろうと持ちかけた。タルクィニウスが断ると、彼女は3巻分を焼き捨てて残りを再び同じ価格で売ると言い出した。それも断られると彼女はさらに3巻分を焼き、残りを同じ価格で売ると言った。
最後に、王はその提案を受け入れ3巻分を言い値で買い取った。
※2、リラ(羅:Lyra)は、古代ギリシアの撥弦楽器である。一般的には5−8弦であり。でも15弦ぐらい特別の存在があります。
※3、アウグストゥスのフォルム(羅:Forum Augustum)は、ユリウス暦42年で造られた公共広場。帝国議事広場(皇帝たちのフォルム)の一部である。
※4、「軽快な音楽に合わせて優美に舞う」の意味です。
2022.06.24 22:04
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