この二人は馬を跨がって、小径を通り抜ける。両側は森のほか、荘園がある。紫色的葡萄は一杯に蔓から垂れ下がった、ずっしり重い。その手を伸びれば、すぐに摘み取る。
ロッリーアはひもじがる。
「グ……」
ネロも聞こえた。
「なにか……食べ物が探せて方がいい?」彼女は提案する。
ロッリーアはもちろん反対意見ありません、然しこちら多分市がない。止まったら時間をかかりし、叛軍に発見された可能性も高い。更に自分はこの時代のお金なし、たとえ市があるでも、彼女は物を買い上げることもできません。
「これじゃ良くないか?」
ネロは荘園中的葡萄の蔓を示す。現在はギリギリ葡萄が熟れている時だ、このお酒作り果物がイタリアで分布広い、小麦より普遍です。
これは……盗ではないか?
その事が良くない多分、ロッリーアはそう思う。でもすぐ、彼女は国語で新しい勉強した「少年閏土」と思った。
良いだろ。
通りすがり人たちは腹ペコだ、少し葡萄を摘み取る、多分盗む事とは言えないでしょう。
しかしこちらの葡萄園の外郭は刺がいるバラに守れた、そして大きな犬を随える奴隷達がある。状況ははっきりと、中学国語は授業されなかった奴隷主達には、ロッリーアと同じ考えることを持ってがほぼ不可能です。
でもチャンスがあります。半時間ぐらい後、この二人は目標を発見した——蔓は一つバラの外部に伸びた、結ぶ葡萄はずっしり垂れ下がる。
ネロは手で摘み取った「さぁぁロッリーア、速く食べよ」
「あ……ありがとうございます」
ロッリーアは葡萄を付けり、そして一つを口に詰め込む。
「どう?」
「酸っぱい!」ロッリーアには葡萄を吐き出せて「ほんま熟れたか?この葡萄」
ネロは迷惑しい。彼女も葡萄の一つを口に詰め込む。
やっぱり酸っぱい!
ネロも吐き出した。
実は、こちらの葡萄園がほぼ酒作り専用の葡萄を栽培した。そして酒作り葡萄は普通な食べ葡萄よりも渋い酸っぱい、口当たりも悪い……でもこの二人は多分知らず。
葡萄を諦めた、でも目ざといネロが新しい目標が発見した。
「何だこれや?」
ネロは道側の木から玉ねぎの様な果実を数枚に摘み取った、しかしロッリーアは全然知らない。
「えぇぇ?セリカ(※1)がありないか?」ネロは果実をロッリーアの手中に送れる「これは無花果(イチジク)ですよ、食べて良いよ」
「へぇぇ、それが無花果(むかか)ですな」ロッリーアはハッキリ見入っていた「ごめん、これまでこの物に食べたことがないですから、覚えなかった」
彼女のイメージで、無花果は緑色的な果皮があり、橄欖の様な似ていた。でも実は玉ねぎ似ている、果皮が紫色で、自分の想像にとって全然間違う。
「こんなに皮引きったら、食べて良いですよ」
ネロはお手本を示す。
ロッリーアは彼女の格好を学びます。
「どう、この味いは?」
「悪くないですよ」ロッリーアは速く食べた、そして第二枚が皮引き「結構甘いね」
この二人は無花果を食べ入れる、あの馬も草を食べた。もし今逃亡ではなくたら、それは結構いいじゃないか。
無花果は第三枚を食べた、その後、ロッリーアは少し腹を満たしたと感じます。
この時間で天色もはっきり明る。色々な朝焼けは空に張り巡らす、まるで新しい時代の初まるを前触れている。
でもこの様な時は本当に良いじゃない、自分の様な逃亡者にとって。
「私たちは昼で休む、夜で道を急ぐの方がいい」ロッリーアはそう言葉を話し「陛下はどう思う?」
「うむ」
ネロは完全にロッリーアを信じてる、だから彼女は反対意見が全然ありない。然しその逆に、ロッリーアは大きな圧力もある。
「今日は……何日ですか?」
ロッリーアは質問する。
「六月九日、木曜日。」
ネロは答え。
「何年ですか?」
「む……ユリウス暦112年」ネロはおかしい「問題があるか、ロッリーア?」
「いいえ、ちょっとね」
ロッリーアは沈黙な深く考える。
でも然し、ユリウス・カエサル(Julius Caesar)は……どんな年代の人?
歴史教科書は確かに記録した、カエサルは西暦前の人である。そして彼はユリウス暦を制定し、AUC(※2)に変えて、ネロもそう話した。
然し、ユリウス暦は西暦ですか?
多分違う。
西暦は、イエスが出生の年を元年とする。然し二十年ぐらい前に、彼がもうローマ人に死刑した、シリアと猶太(ユダヤ)人はそう言えた。
そして、イエスは多分40歳でした。なら彼は60年ぐらい前に生まれた。
だから、現在は多分西暦70年以前。でもロッリーアは具体的年が全く不確定だ。彼女は畢竟詳しくデータがありない、もっと明確さ年が推測することできなかった。
そう言えば、今はきっと後漢の開国した時間長くない。50年以下と思う。
ロッリーアの歴史成績は良くないが、彼女はセリカへ戻りたいし、伝説的な漢唐王朝がどのような繁栄的盛代を見たい。
でもあれは多分おそらくずっと後のことです。現在の要用はきっと自分のそばでこの皇帝さんの命を守りことです。
ネロに守れば、彼女は絶対に自分的な栄耀栄華を恩賜せた。それなら、セリカへ戻りこともっとも簡単。
ネロが守る方法を考えた。
ゲームの中であれば、視野の左下隅で小さな地図があり、そして全部的な敵の位置をマークしたでしょう。
ロッリーアは顔をたたいた。
レーダーなし、矢張り真実の世界で。
リアが不便利ですな、彼女はそう思ている。
「叛軍はきっと何処でも指名手配をする、そして交通の要路に関所を布置している。私がそう推し量します」ロッリーアは手の指で下顎を打っする「安全の為に、密に人が住んでいる地域を避ける」
「原野や無人地帯が通り抜けて?」
「これも、貴方の安危を気遣ってでしょう」ロッリーアはうなずいた「それでは風を食らい露に宿るなければなりません、ごココロの準備をしてください」
「うむ」ネロは親しさしっかりと彼女の腕を繋いてる「ロッリーアがいるなら、余は何も怖くない!」
ロッリーアの顔、もう一度トマトになった。
「あの……陛下、私は女子ではないですが……」
彼女は引きたい。でもすぐにできないと気がつけた。
「性別が問題ではないか!」ネロはもっと力を出す腕が繋いた「余はスキ、それでいいよ」
「気持ち悪い、と思えないですか?」
「なぜ?」ネロは頭を歪めた、多分理解できない「ロッリーアも自分の意志に則り道を歩く、そうではないか?どうして『本当の自分』に成りたいが悪いこと?」
「男の子も良い、女の子も良い。ロッリーアがしたいなら、どんな人になりたい、余も受け入れているよ」ネロは彼女の首筋に近寄る「汝(ソナタ)は余の啓明星(ヴィーナス)だから」
ロッリーアの好感度はマックスを打ち破る。
優しいな、ネロが。
この訳知りな皇帝陛下の付き添いに成れたいな、一生で。
「顔赤よ」ネロは近寄り「熱があるか?」
「……あ、ありないよ」
ロッリーアは訥々たる。
「うむ……熱がないね、心為し」
ネロの前額はロッリーアの前額を押し当てる、氷のような冷たい。
「矢張りすぐに休めできる場所を探せよ、私たちは」
恥ずかしいと思ているロッリーアは彼女をそっとに押しのけた。
※1、セリカ(ラテン語: Serika) は、古代ギリシアおよびローマの地理学において、アジアの東の果ての国々または地域を指した語である。一般には、シルクロードを通じて西洋ともつながりがあった華北の周、秦、漢といった各中国王朝を指しているものとされている。セリカの民はセレス(Seres)と呼ばれた。
※2、ローマ建国紀元(けんこくきげん)(Ab urbe condita, AVC or a.v.c./AUC or a.u.c.)は、初代ローマ王ロームルスが古代ローマを建国したとされる、西暦換算で紀元前753年を元年(紀元)とする紀年法である。今まで821年。古代ローマで使われていた暦法であるローマ暦(ロームルス暦)とは異なる。
2023.03.30 22:20
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